同棲

2人で暮らすようになってから数ヵ月後わたし達は2LDKのマンションの高層階に移り住んだ。 あのワンルームのロフトも大変気に入っていたが 2人で暮らすには少し手狭だったからだ。 そのマンションは道路の奥まった場所にひっそりと建っておりとても静かな環境だった。 高層階なので人目を気にする事無くカーテンを開けっぱなしに出来たし 角部屋で窓も多く開放的だったため わたしはとても居心地が良かった。 彼はボーナスでガスレンジや炊飯器 そして食器棚などの家財道具を全て揃えてくれた。 2人でそれらを買いに行き その他お茶碗や箸やお皿、なべやフライパンなどの生活用品を休みの度に買いに行き それはまるで新婚さんのようだった。 そしてわたしは数年ぶりに料理を作るようになり 今までお惣菜やお弁当をレンジで温めて食べるといった味気無い食生活を送っていたため 久しぶりに自分好みの「美味しいごはん」を食べられるようになった事で わたしは少しずつ笑顔が増えていった。 彼もまたわたしの料理を 美味しい美味しい と褒めてくれ わたしが料理好きだと知ると彼は食べたいものをあれこれとリクエストしてくれた。 わたしは料理が好きだった。料理に集中している間は余計な事を考えなくて済むからだ。 わたしは甲斐甲斐しくリクエストに応え 彼に褒められる事で、少しずつ自分に自信が持てるようになっていった。 それでも度々めそめそすることはあったが 精神は以前に比べだいぶ回復した。 そんな矢先 あの東日本大震災が起きた。 続く・・・

Take It Easy♪熟女妻の日々徒然

ツインソウル22歳年下旦那君.45歳高齢出産.病気諸々