『薬を飲ませてください』という呪文〜3〜






このわたしだって薬は飲ませたほうがいいのは充分分かっている。だから若旦那君とあれだけ議論に議論を重ねたわけであって、そのために苦悩し自分が精神科にかかるほど精神を病んでしまったんだから。

今回の一連のことを精神科で全て話し、わたしは発達障害と言われる子どもたちの支援や療育は全て薬ありきなのだという事、その事に落胆し、そしてその呪文に苦しめられたことに怒っていると伝えた。学校の担任に散々罪悪感を植え付けられ、度重なる他人からの『薬を飲ませてください』の呪文にも疲弊してしまったと。

ADHD治療薬で何もかも解決するわけではなくあくまでも補助的な役割に過ぎない事、環境の配慮や行動療法を行いその後どうしても生活が改善されない場合に薬の服用を考えると、治療薬の文献に記載されているけれど、実際の教育療育現場では最初から薬ありきであった事にわたしは心底落胆したんだ。何故って最初から薬ありきなのは、ただ大人の都合を子供に押し付けているに過ぎないから。Drもこの事に非常に共感してくれたけれども、結局はお薬を処方する流れになってしまうジレンマ。。。。。。


自己責任ということなんだろうか?いろんな現実に違和感を抱きつつ、現実は現実として受け入れ、自分たちで考え、相容れないものは距離を置くしか無いんだ。


分かっていたことだけれど、坊は学校の制度には合わない。もう学校とかの枠じゃなく世の中のいろんな枠(制度)には全く合わない上、こうしなきゃダメみんなでできなきゃダメという思考の人達や、指示が通らないのでお薬を飲ませてくださいという解決にならない解決策しか見いだせない環境や場所では、坊は相容れない子供なんだ。窮屈なシステムの中に坊を当てはめることは無理であって、それは誰のせいでもないんだと思う。

このわたしがそうなんだから多分坊もそうなんだ。若旦那君もまた然り。。。

渡る世間は鬼ばかり!じゃないけど発達障害マイノリティには世知辛い世の中と思わざるを得ない現実。学校の枠はどうしても狭く感じてしまうね。こんな事が問題なの?と思うことがたくさんあって本当に窮屈に感じるわたしが居る。あれもダメこれもダメそれもダメこうでなきゃダメみんな一緒じゃないとダメダメダメ。。。。

集団行動をしない坊、学校では致命傷だ(´;ω;`)チーン

今現在、坊は学校に行ったり行かなかったりしている。

完全に学校と決別する必要も無いと思う。それは坊次第なのかな、、、

学校へ行けばそれなりに楽しく過ごし、楽しかった話をしてくれる。休んだ時は家で勉強したり好きなゲームを楽しんだり、ゲームのプログラミングをしている。学校とは付かず離れずの関係で過ごす事が、今は本人にとって楽でいいのかもしれない。

精神科のDrも楽にやれることを好きなようにやらせるのが脳にも精神にも一番いいので、家庭で診られる環境であれば週に何日か休ませてリフレッシュさせての繰り返しでいいのではないか?薬はお母さんが大変であれば飲ませてもいいと思うが、支援級で療育も通い家庭学習もできる環境であれば週1〜2錠で充分なんじゃないですか?という事だった。誰目線で大変なのかを考えた時当然ながら1番は坊であり、坊が学校(支援級)や療育が今現在楽しいのであれば本来薬の問題は出てこないんだけれども、なかなかそんなに単純な話でもない。わたしのように坊の癇癪などで身近な家族が困ってしまう状況があればやはり薬は必要だと思う。薬は家族とDrでよく話し合い、薬のメリット・デメリットを理解し、本人も納得した状態で飲ませる事が一番であるが、薬を飲ませたら全てのトラブルが解決するわけではなく、絶対的にしつけが必須になる。飲んでくださいと言われて簡単に飲ませるものじゃないし、飲ませて全てが解決するわけではないという事なのです。







わたしの備忘録として、、、




↑13年ほど前のプリクラ若旦那氏当時19才

まさかこんな悩みが待ち受けているとはね(´-﹏-`;)





*チョコミント*





Take It Easy♪熟女妻の日々徒然

ツインソウル22歳年下旦那君.45歳高齢出産.病気諸々