不思議な出来事【10】~連鎖8~



その事を不思議に思ったのに


わたし達は家に帰るとその事をすっかり忘れていた


お昼は近所にある回転寿司でランチを済ませ


帰宅後、少し疲れ気味だった若旦那君は外出する事無く


家でゲームをしたりしてのんびり過ごしていた


わたしは2時間ほど昼寝をしてしまった


その日も我が家は普段と変わらない普通の日常だった



その夜わたしは昼寝をしたせいかなかなか寝付けなかった


横になってスマホでポチポチとゲームをやっていたが


朝の電車の事をふと思い出ししばらく考えてから


ゲームを途中で止めグーグル検索した



【偶然 3回】と。



出てきたページを見ると


“この世の中に起こる出来事に偶然はない”というサイトが目に入り


その下にはサイトの内容が短く載っていた



それを見た瞬間


わたしはまた全ての事を一瞬で理解してしまった


なぜか涙がこぼれて止まらなかった



そこにはこう書いてあった


“どうしてもあなたに伝えたい時は、ベルを3度鳴らす”



この1行を見た瞬間わたしは全てを理解し泣いて泣いて泣いた


そしてそのサイトを見に行った



読んでまた泣いた


電車の事がこじつけとはどうしても思えなかった


わたしは結婚、離婚を2度も繰り返し今までに引越しは10回を超える


どこに行っても電車は普通に目にするが


窓から電車が見える家に住んだ事は1度も無かった



坊の保育園はわたし達の意志では無く空きのある保育園で


その保育園しか入所出来なかった


遠い事もあり3月いっぱいでの退所も考えたけれど


わたしの体調不良が続いたので継続を決めた


坊が喜ぶので電車が通るたびみんなで電車が来たよと言い


みんなが笑顔になった


坊が居なかったらこのメッセージに気付く事は無かった


何が欠けても気付けなかった・・・そう感じた



わたしはそのほかのサイトも見に行った


そこにはこんな事が書いてあった



“偶然が重なればそれは必然


3度ベルが鳴ったらどうしてもあなたに伝えたいという強いメッセージ


4度ベルが鳴ったらそれは緊急レベルの非常に強いメッセージです”と。



4回も偶然が重なる事もあるんだ・・


4回もあればもう気のせいとは言えないよなぁ・・・



そう思った次の瞬間


わたしは あーっ!と叫んだ


全身の毛が逆立つほど鳥肌が立ちそして嗚咽した



わたしが前夫と別居し息を潜めて生活を送った


あのロフトのあるワンルームマンション


道を挟んだ目の前は駅だったのだ



その事を思い出しわたしは号泣した




どこかの誰かが長い年月をかけてメッセージを送ってくれた・・・


わたしと若旦那君、ふたりにしかわからない方法で


ふたりにメッセージをくれた・・・



全ての出来事が全てリンクし、全てが線でつながった


わたしはそう思った



泣きながら今までの出来事が次々とよみがえった


わたしが今に至るまでに起きた出来事は全てが必然だった


癌でも子宮を取らなかった事


前夫に耐えられず家を出た事


若旦那君に出逢った事


家を購入した事


結婚した事


坊を生んだ事



全て決まっていた道だったとわたしは理解した



病気になった事は誰のせいでも無く決まっていた事だと知った。



そして泣きながら若旦那君に全てを伝えた。




Take It Easy♪熟女妻の日々徒然

ツインソウル22歳年下旦那君.45歳高齢出産.病気諸々