怒涛の感情の波【3】




どんよりした気持ちで8日の朝を迎えた


朝、重い足取りで階段を慎重に降り


リビングに居た若旦那君と話をした




若旦那君は自分の出来うる対策をし行動したのに


わたしのこのひねくれように呆れていた



チョコ、こんな態度じゃ


本当にチョコはただのお荷物になっちゃうよ、分かるでしょ?


今日1日良く考えな…ここに居るか、出てくか、自殺でもするのか?


チョコの自由だよ良く考えておいて


また夜話そう…





そう言って若旦那君は出勤した



わたしは相変わらず心の中で毒づいていた




は?なんでわたしが出て行かなきゃいけないの?


慰謝料とこの家渡してお前が出てけ!


わたしをお荷物なんかにしたのあんたでしょ?


子供なんか産まなきゃ


わたしは誰のお荷物にもならなくて済んだじゃん!


あんたは自分の望み通りにして来たんだから


どんな結果でも満足でしょうね



でもわたしは違う!


わたしはこんな事ちっとも望んでなかった


残りの人生を自分のために使いたかった


生き生き働いて


趣味のスポーツを楽しんだり


職場の子とランチしたリ


若旦那君とのんびり旅行したり…



今まで出来ずにいた事を


楽しみたかった




そもそも出逢わなきゃ良かったな


出産も結婚もしなきゃ良かった


わたしの健康返せよ!


何もなければこんな劣等感も感じずに生きて行けたのに…



もうすべてに後悔していた



8日は朝から延々と若旦那君の悪口を吐き


徹底的に恨んで憎んでやった




わたしは今まで、若旦那君をこんなに憎んだ事は無い


お世話になっている人にこんな事思っちゃいけないと思って


なるべく考えないようにしてきた




1度だけその事で大喧嘩はしたけど


ずいぶん彼を傷付けてしまったので


もうわたし自身、気が済んだと思ってた



その時の記事はコチラ↓

ブラックなわたし。】【続、ブラックなわたし。】【続々、ブラックなわたし。




その当時言いたい事を言ったし


病気の事もわたしなりに受け入れ


もう悲しみなんか無いと思ってた


だけど受け入れ乗り越えても、また悲しみは突然始まる



きっと何度も何度もこの悲しみを繰り返し


自分の心を癒していくしかないんだな…



わたしは悲しみの原因を作った若旦那君を


延々と憎んで憎んで憎み、


恨んで罵って罵倒していた




するといつの間にか涙も止まり


心が落ち着いてきた




最後の捨て台詞にこう言った



ふんっ!


あんたなんて一生つぐなって生きればいいんだ!


一生かけてわたしにつぐなえっ!




そしたら誰かが言った



彼はもうとっくにつぐなっているよ


ずっとあなたに償い、


そしてそれ以上のものをあなたに与えている


愛だよ・・・




頭の中で声が聞こえ


わたしはしんみりと泣いた



本当にそうだね


何故か素直にそう思った





いつだったか若旦那君に言われた言葉


心の中で何を思おうと自由だよ





もしも心の中に


繰り返し繰り返し悲しみが押し寄せるなら


その悲しみを癒すしかない



もしも悲しみの原因となる誰かが居るのなら


その人が親であっても大切なパートナーであっても


我が子であっても、たとえ命の恩人であっても


憎んでいいと思う



遠慮なく憎んで恨んだらいい



そうする事で少しでも自分の悲しみが癒えるなら


心の中で毒を吐けばいい



自分の心の中は自分の自由なんだから




わたしは今まで


不幸な出来事を誰かのせいにして


恨んだり憎んだりしても何も解決しない


そう思ってた


だからそれらの感情は無意味だと思っていた




でも無意味じゃなかった


憎しみも恨みも感じていい


自分を癒すためならその感情にも意味がある



そしてこの人を恨んじゃいけないなんて制限もない


自分の心の中は自分の自由なんだから




※安易に他者を攻撃(口撃)したり嫌がらせ等はNG





そしてその日の夜、


帰宅した若旦那君と話をした…









今週の名言名句



深く納得。





次回に続きます…





いつもこのブログを気にかけ

見に来てくれてありがとう


愛と感謝を込めて…


*チョコミント*




Take It Easy♪熟女妻の日々徒然

ツインソウル22歳年下旦那君.45歳高齢出産.病気諸々