“一見では分からないことが世の中にはたくさんある”



先日の夕方


我が家のゆうが嫌な体験をしたと聞いて


この事を記事にしようと思っていた



なぜなら


その事でわたしも少なからず


嫌な思いをする事が多いからだ



昨夜、いつものように


小林麻央さんのブログを見に行くと


その事に触れた一文があった



その記事はコチラ



“一見ではわからないことが


世の中にはたくさんある”



この一文を今日のタイトルに


引用させていただきました



ゆうは小学校1年くらいから


頻繁に股関節が痛み


学校まで歩けない事が度々あった



当時は成長過程での関節痛だろうと


それほど気にしていなかったけれど


中学になり頻繁に痛がるため


大学病院を受診したところ


ゆうもわたしと同じ


股関節に臼蓋形成不全という


疾患がある事が分かった



だから部活も文科系で


体育の授業も痛みがある日は見学している



ゆくゆくはわたしと同じ


人工関節になるから


なんとかそれまで


股関節を持たせるために


走る事は一切しない



ゆうが足が痛くて


電車で優先席しか空いてなくて座っていたら


『あなた若いんだから


優先席になんか座ってないで


席譲りなさい!』って


いきなり80過ぎのおばあさんに


公衆の面前で怒られて


説教されたんだって・・・



ゆうも足が痛くなければ


優先席なんか座らないよ


だって人に席を譲る子だもん



一見ではわからないことが


世の中にはたくさんあるよ



わたし達のような障害者手帳を持っていたり


見るからにご高齢な方、妊婦さんは


確かに優先席に


堂々と座れる『権利』があるかも知れない



でも


その『権利』が無くても


具合が悪かったり


足が痛かったり


1日中仕事で歩き疲れて


立っていられない人だって


世の中にはたくさん居るよ



麻央さんみたいに


病気を患ってるなんて


見た目じゃ分からないけど


抗がん剤治療してフラフラになっている人だって


電車に乗ってるかも知れない



だから


人の善意を過大に期待したり


人に善意を強要しちゃいけないの



自分の『権利』を振りかざして


主張しなくていいの



人に善意を向けられたら


それを謙虚に受け取り感謝すればいいの



例え善意を向けられなくも


それを悪意に取らなくていい



そこに座る『権利』が無くても


座る事を必要としている人は


たくさん居る



一見では分からないことが


世の中にはたくさんあるから



どうしても疲れてダメな時は


車を出せばいい


タクシーを使えばいい



それが出来ないなら


人に怒りを向け説教をする前に


足が痛いので席を譲ってくださいませんか?


と言えばいい



それも出来ないなら


我慢して立っていればいい



それだけの事だよ



わたしはね、そう思うの。




Take It Easy♪熟女妻の日々徒然

ツインソウル22歳年下旦那君.45歳高齢出産.病気諸々